日本通信 b-mobileがソフトバンクiPhone用格安SIMをリリースへ

b-mobileのロゴ b-mobile

こんにちは、なぐもさむです。

今や各社が発売している格安SIMですが、 b-mobile はご存知でしょうか?

b-mobileとは、日本通信が発売している格安SIMのブランド名です。残念ながら、あまり知名度は高くないかもしれません。

そんなb-mobileの格安SIMは他社より歴史が長く、2010年から発売しています。当時は格安SIMという言葉も一般的ではありません。いわば、日本において格安SIMの市場をほぼゼロから切り開いた先駆けといえる存在でしょう。私が初めて買った格安SIMもb-mobileでした。

しかし、最近は資金力がある他社が続々と格安SIMに参入し、b-mobileは存在感が薄くなったのは否めません。ドコモ回線を使う格安SIMは選択肢が豊富すぎるくらいですから。。。

そんなb-mobileが、新しくソフトバンクの回線を利用する格安SIMを3月22日から提供する予定だと発表しました。

b-mobileは今までのドコモ回線に加えて、ソフトバンク回線のSIMが加わりました。ここに、ソフトバンクのSIMロックがかかったiPhone/iPadでも使える格安SIMが初めて誕生することになったのです!

格安SIMがソフトバンク回線を使うのは障害が多い

古いiPhone2

それでは、いったいなぜ他社はソフトバンク回線を利用して格安SIMを提供しないのでしょうか。(ソフトバンクと同グループで、実質セカンドブランドであるワイモバイルは除きます。)

上記記事によると、ソフトバンク側と日本通信側での協議が不調だったという問題がありました。他にも、接続料が高くかつSIMが特殊という2つの大きな問題があります。

ソフトバンク回線への接続料は高い

日本の格安SIM各社は、通信事業者(ドコモ・au・ソフトバンク)のいずれかで回線の一部を借りることによりサービスを提供しています。もちろんタダでは借りれませんので、格安SIM各社は通信事業者へ回線の接続料を払う必要があります。

イメージとしては、格安SIM各社は基本料金となる接続料を払い、追加で課金したらさらに高速な回線を使えるようになるという感じですね。

ここに、多くの格安SIMがドコモの回線を利用する理由があります。なぜなら、ドコモ回線への接続料は他社と比べても一番安いからです。

もちろん、UQモバイルやmineoなどが利用するau回線への接続料もドコモより高いです。しかし、一番高いのはソフトバンク回線への接続料になります。

この接続料は毎年改定されて安くなっており、ドコモと他社との価格差もだんだん小さくなってきました。今後はあえてドコモ以外の回線を使う格安SIMは増えるかもしれませんね。

SIMの種類が他社とは違う

ソフトバンクで格安SIMを利用するにあたっての一番大きな問題は、SIMの種類が他社とは違うということです。具体的にいうと、iPhoneでもiPhone 5SとiPhone 6ではSIMが違います。AndroidでもメーカーごとにSIMが違ったり、モバイルルーターでも違ったりします。

つまり、ユーザーが自身で格安SIMを申し込む際には、自分がどのスマホを使っているかを確実に把握して申し込む必要があるということです。間違ったSIMを選択するとまったく使用できないおそれがあるので、b-mobile側でもしっかり案内してほしいところですね。

ライバルが皆無なので速度は速めかも?

以上の2つの大きな問題がありますが、b-mobileの他社にはない大きなメリットとして、ソフトバンクの回線を利用する格安SIMの先駆けになるということです。

ドコモ回線を利用する格安SIMはたくさんあるため、昼休みなど時間帯によっては回線速度が遅くなるのは否めません。しかし、ソフトバンクの回線を利用する格安SIMは今のところ皆無です。

ソフトバンクがb-mobileにどれだけの回線を提供するかはわかりませんが、ライバル社が皆無でかつ利用者がまだ多くない分、サービス開始後しばらくはユーザーが使用できる回線に余裕があり、インターネットの通信速度は速くなるのが見込まれるでしょう。

auの回線を利用したUQモバイルも、通信速度では他社を圧倒しています。b-mobileもどれだけ速い通信速度になるのかが楽しみですね。

SIMロックを解除できないソフトバンクのiPhone/iPad

古いiPhone1

今回のSIMがサービス提供されることによる朗報は、SIMロックを解除できないソフトバンクのiPhone/iPadでも格安SIMが使えるようになるということです。

現在、ドコモ・au・ソフトバンクから2015年5月以降に発売されたスマホやタブレットは、条件を満たせばSIMロックを解除できます。

iPhoneでいえば、iPhone 6S/6S Plus, 7/7 Plus, SE。iPadでいえば、iPad Pro 12.9/9.7インチ, iPad mini 4。これらはSIMロックを解除できます。

逆に、これより古いiPhone 6以前やiPad Air2とmini 3以前はSIMロックは解除できません。

自ら契約しているiPhone/iPadでないとSIMロック解除不可

ただし、SIMロック解除対象機種でも解除には条件があります。

SIMロックを解除できるのは、自ら契約しているソフトバンクの回線に紐付けされたiPhone/iPadになります。言い換えると、ソフトバンクの回線を契約していない人がソフトバンクの中古iPhoneを買っても、SIMロックは解除できません。

SIMロックを解除しないと格安SIMは使えない以上、今までソフトバンクのユーザーが格安SIMに乗り換えるのはハードルが高めであったわけです。

ソフトバンクの中古iPhone/iPadは安めで購入できる

しかしこのSIMがサービス提供されれば、ソフトバンクのSIMロックがかかったiPhone/iPadでも使えるわけです。

そして、今ソフトバンクを使われてるユーザーはもちろんのこと、ソフトバンクのSIMロックがかかったiPhone/iPadを中古で購入してSIMを利用するのが可能なことも見逃せません。

ソフトバンクのSIMロックがかかった中古iPhone/iPadは、SIMロックを解除できない事情があるため、他よりも安めの値段で購入ができます。

【初心者向け】中古スマホ購入の際は赤ロムに要注意!
こんにちは、なぐもさむです。 格安SIM用にスマホを安く買いたいのなら、当然中古スマホは選択肢の一つだと思います。docomoのスマホかauのスマホを買えば、docomo系かau系の格安SIMをそのまま使えるからありがたいですよね。 ...

といっても、以前記事に書いたように中古スマホは赤ロムの危険性があります。赤ロムを永久保証してくれるショップで購入されることをオススメします。

まとめ

以上、b-mobileがソフトバンクiPhone用格安SIMを提供する旨について解説してきました。

非常に稀なソフトバンク回線を利用する格安SIMですので、回線速度が速めになりそうなのはとても魅力的ですね。

しかし、SIMの問題はどうやってクリアするか、テザリングはできるのかなど、サービス内容はまだ不確定なのが現状です。

今後どのようになるか、私もチェックしていくつもりです。

>> b-mobile S 開幕SIM

それでは、また!