データ通信専用SIMでもSMS付きにするべき2つの問題

SMS 格安SIM全般

こんにちは、なぐもさむです。

まだ格安SIMを使ったことない人や、他の格安SIMに乗り換えようと検討している人は、とりあえず実際に使ってみるのがいいんじゃないでしょうか?最初は料金が安いデータ通信専用SIMでお試しするのがいいと思います。

てなわけで契約しようとすると、データ通信専用でもSMS無しSMS付きの2つに分かれているのが通常です。SMSの有無以外に違いがあるのでしょうか?

多くの場合は、SMS付きは無しより月100円ほど値段が高くなります。それなら安いSMS無しがいいやと思われるかもしれません。しかし私は、できるだけSMS付きを選択するのを推奨します。

確かにSMS無しでも使えないわけではありませんが、SMS付きを選択するべきなのはちゃんと理由があります。それは、以下の2つの問題に関わってきます。

そもそもSMSとは?

SMSとは、Short Message Serviceの略。相手の電話番号を宛先にして、70字までの短いメッセージを送受信するサービスです。(例えば、iPhoneでSMSの送受信は”メッセージ”のアプリを使います。)

このSMS、海外の携帯電話はE-Mailサービスがないのが普通なので、かつてはとても広く利用されていました。(日本はi-modeメール等のいわゆるキャリアメールがあり、当時は他の携帯電話事業者の電話番号宛にSMSを送受信できない日本のみの独自仕様だったため、あまり使われることはありませんでした。)

今では、日本でも海外でもLINEやWhatsApp, WeChatなどのメッセンジャーアプリが主流となっているため、SMSの送受信を日常的に行うことはあまりないと思われます。

実はSMSを使うことがあります

確かに、前述のようにSMSを日常的に使うことはありません。しかし、実はSMSが使えないことにより以下の2つの問題が発生するので、やはりSMSは使えるのがベターです。

LINEなどSMSでユーザー認証を必要とするアプリが増えている

WhatsAppでユーザー認証

最初の問題は、セキュリティを強化する必要性ということです。

最近は、多くの人がLINEなどのメッセンジャーアプリでメッセージを送受信して、相手とやりとりをすることでしょう。しかし、LINEで初期設定をする際は、SMSでLINEからのメッセージを受信することによるユーザー認証が必須となりました。(Facebookアカウントを使い電話番号無しで認証をすることもできますが、一部のサービスが使えなくなります。)

この問題はLINEだけではありません。WhatsAppやWeChatなどLINE以外の主だったメッセンジャーアプリ、モバゲーなど一部のゲームサイトなどはSMSでのユーザー認証が必須となります。

またGmailやDropboxなどのクラウドサービスは、他人に利用されないよう高いレベルのセキュリティが求められます。その為通常のパスワードにプラスして、SMSでワンタイムパスワードを送信する二段階ユーザー認証が広く導入されるようになりました。

単なるユーザー認証だけなく、安全性を高めるためにもSMSは有効だということですね。

アンテナピクト問題とセルスタンバイ問題

電波を発信する移動基地局

もう一つの問題は、アンテナピクト問題とセルスタンバイ問題により、バッテリーが激しく消耗する可能性があることです。これはいったいどのような問題なのでしょうか?

まずアンテナピクト問題とは、SMS無しのデータ通信専用SIMを利用する際、携帯電話の電波状況のアイコン(アンテナピクト)は圏外で表示されるのに、データ通信は行えるという状態のことをいいます。

現行の携帯電話の仕様上、音声通話とSMSの電波、及びデータ通信の電波と2つの電波で通信が行われています。そして、携帯電話側で電波状況が圏外だと認識すると、電波を探し続けるのが携帯電話の仕様です。しかしデータ通信専用SIMの場合は、音声通話とSMSの電波をキャッチできず常に圏外のため、携帯電話は電波を探しに行くのをずっと繰り返します。

そうなると、バッテリーの消費は通常より激しくなると想像できるでしょう。このように電波を探し続けることでバッテリーが激しく消耗するのを、セルスタンバイ問題といいます。

ただしこの現象、すべてのスマホで発生するわけではありません。どのスマホで発生するか特定するのは困難なので、SMS無しのSIMでも問題なく使える場合もあります。

この問題を回避するには

SMS

SMS無しSIMで発生する可能性がある問題は以上2つになります。

前述のように、どのスマホで発生するかは特定が困難ではっきりしません。確実に問題を回避するためには、音声通話機能付きSIMかSMS付きのデータ通信専用SIMを使うことにより、SMSが使用できる状態にするべきです。

確かにSMS付きデータ通信専用SIMでさえも、SMS無しと比べて月100円くらいは高くなります。それを払うかどうかは、ご自身の判断次第です。しかし上記2つの問題を確実にクリアできるのなら、100円払うのは保険として高くないんじゃないでしょうか。

特にメインの回線で使うSIMでしたら、確実にSMSが使えるようにしたほうがいいと思います。私の周りの格安SIMユーザーを見ても、最近はメインの回線でも音声通話機能はつけない人が増えました。しかし、前述のようにユーザー認証などでSMSを使う機会もありますから、やはりSMSは必要です。

まとめ

データ通信専用SIMでもSMS付きにするべきである、その2つの理由について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

もしアンテナピクト問題とセルスタンバイ問題が発生されているようでしたら、ぜひSMS付きSIMへの乗り換えをご検討いただければと思います。

なお、条件次第ではSMS無しデータ専用SIMでもアンテナピクトが表示されることもありますが、現状では確実ではありません。

iOS10 SMS無しデータSIMでもアンテナピクトが表示された件
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それでは、また!