格安スマホを選ぶ際には対応バンド(周波数)を確認しよう

携帯電話の電波 格安スマホ

こんにちは、なぐもさむです。

格安スマホやSIMフリースマホを特に単体で購入する場合は、そのスマホが対応する4Gと3Gのバンド(電波の周波数)を確認する必要があります。

なぜなら、格安SIMとスマホのそれぞれ対応するバンドが一致しないと、電波の受信が悪くなったり、最悪の場合は通話もデータも含めた一切の通信ができないからです。

(格安スマホと格安SIMをセットで購入する場合は、それを確認しなくても問題なく使える組み合わせで販売されています。)

そこで今回は、ドコモ系とau系・ソフトバンク系が4Gと3Gのネットワークで使うバンド(電波の周波数)を解説します。

少しテクニカルな話になりますが、できるだけ噛み砕いてわかりやすく解説しますので、ぜひ読んでみてください!

まずは4Gと3Gの違い

携帯電話の電波

皆さんは、4Gとか3Gとかの単語を聞いたことありませんか?

4Gと3Gは、それぞれ電波の型式になります。

“G”とは”Generation”(世代)ですので、3Gが古い形式で4Gが現在主流の形式です。

3Gはドコモが“FOMA”という名前でサービスを展開していました。

そして4Gは、“LTE”という名前で世界的に展開されています。(ドコモが”Xi”(クロッシィ)という名前で展開してますが、これはあまり浸透してないですね。)

日本で使われる4Gのバンド

まずは、現在の主流である4Gのネットワークで使われるバンドを表にまとめました。

バンド 周波数 ドコモ au ソフトバンク
Band 1 2.1GHz
Band 3 1.7/1.8GHz
Band 8 900MHz
Band 11 1.5GHz
Band 18 800MHz
Band 19 800MHz
Band 21 1.5GHz
Band 26 800MHz
Band 28 700MHz
Band 41 2.5GHz
Band 42 3.5GHz

◎:主力のバンド
◯:準主力のバンド
△:あまり使われてないバンド

ドコモとドコモ系格安SIMについて

全国で使われる主力は、Band 1です。

それに次ぐのは、地方をメインに使われる Band 19です。

Band 3 は東名阪をメインに使われます。最近は電波が遠くまで届きやすい、いわゆるプラチナバンドの Band 28も加えて電波の領域を広げています。

Band 21 もプラチナバンドですが、日本のみで使われるマイナーなバンドなので、対応機種は多くありません。

Band 42 は始まったばかりなので、今は対応機種やエリアはほとんどありません。

よって、ドコモ系格安SIMを使うなら、Band 1と19は最低限必須であり、Band 3と28もほぼ必須です。

これらのバンドに対応したスマホを用意しましょう。

auとau系格安SIM(UQモバイルなど)について

auのメインは、プラチナバンドであるBand 18(または26) です。(バンド26は18を含むということです。)

それに次ぐのは Band 1 で、Band 28も最近使うようになりました。

Band 11 は21と同じく日本のみのマイナーなバンドなので、対応機種は多くありません。

Band 41 はWiMAX2+の電波を使うので、一部の対応機種ではより高速なデータ通信を使えます。

よって、au系格安SIMを使うなら、Band 18(または26)と1が最低限必須であり、Band 28もほぼ必須です。

これらのバンドに対応したスマホを用意しましょう。

ソフトバンクとワイモバイルについて

ソフトバンクのメインは、Band 1と3です。(細かく言うと、ソフトバンクのメインは1で、ワイモバイルのメインは3だそうです。)

それに次ぐのが、プラチナバンドとなる Band 8で、Band 28も最近は使われるようになりました。

よって、ソフトバンク系格安SIMを使うなら、Band 1と3が最低限必須であり、Band 8と28もほぼ必須です。

これらのバンドに対応したスマホを用意しましょう。

日本で使われる3Gのバンド

皆さんは、「もう日本はほとんどどこでも4Gが使えるから、3Gはどうでもいいんじゃないの?」と思われるかもしれません。

事実、auとau系格安SIMは基本的にVoLTE対応なので、音声通話も4Gのネットワークを使います。

しかし、ドコモ系格安SIMとソフトバンク系格安SIMではまだVoLTEは使えませんし、SIMフリースマホも多くがVoLTEには対応していません。(ワイモバイルもVoLTEが使えるのは一部の対象機種のみです。)

よって、音声通話をされる人や4Gが圏外になる山間部に行かれる人は、3Gのバンドも確認するのをオススメします。

表にまとめると、以上のようになります。

 

バンド 周波数 ドコモ ソフトバンク
Band 1 2.1GHz
Band 6 800MHz
Band 8 900MHz
Band 11 1.5GHz
Band 19 800MHz

 

山間部では3GのFOMAプラスエリア対応が必要

山岳地帯の温泉

基本的には Band 1が主力ではありますが、山間部に行かれる方は Band 6も必須です。

山間部のエリアはいわゆる”FOMAプラスエリア”ですが、このエリアには Band 6 が使われています。

ただ、日本向けの格安スマホでも、海外メーカーのものですと Band 6 に対応してないものが見受けられます。

山登りに行かれるなど、山間部での緊急用の電話が必要な人は注意してください。

こういう3Gのネットワークは、ドコモが他社より強いところですね。

どうやってスマホのバンドを確認すればいいの?

スマホのスペックを確認

では、各格安SIMでどのバンドが対応するかわかったので、あとはどうやってスマホのバンドを確認するかが問題です。

メーカーの公式Webサイトなどで、スマホのスペックを見てみましょう。

その中で、対応するネットワークやバンドが

FDD LTE:B1/3/5/7/8/18/19/28

TDD LTE:38/39/40/41

という感じで記述されていると思います。

4Gには現在主流の”FDD LTE”と新しい規格の”TDD LTE”の二種類があります。

基本的に日本の格安SIMはFDD LTEが使われるので、FDD LTEでどのバンドが対応しているか確認しましょう。

上記の例だと、Band 1/3/5/7/8/19/28 に対応してます。(BはBandのことです)

ちなみに、こうやってたくさんのバンドに対応するのは、iPhoneやAndroidでもハイエンド路線のスマホが多いです。キャリアアグリゲーション(略してCA)と呼ばれる、複数のバンドをたばねてより高速なデータ通信が可能なのも、ハイエンド路線のスマホです。

20,000円を切るような安めのスマホは、CAができない分、今までのスマホより通信速度が遅くなる可能性はあります。ただ、日本向けのモデルなら日本の格安SIMで必要なバンドは対応しており、エリアが狭くなることはありませんので、安心してくださいね。

まとめ

以上、格安スマホを選ぶ際に確認すべき対応バンド(周波数)について解説してきました。

できるだけ噛み砕いて解説したつもりですが、どうしてもわからないという人は、格安SIMとスマホをセットで購入されるのがベターかもしれません。

また、格安SIMとスマホを別々に購入された場合は、端末保証が使えないのがほとんどです。

どうしても保証が必要と思われる場合は、別々の購入でも端末保証のオプションを申し込めるLINEモバイルがいいのではないでしょうか。

>> LINEモバイル

それでは、また!